ただデザインに魅了されている。

いつになっても私の視線の先には魅了されるデザインがある。
ネットサーフィンをするたびに、視覚的感覚から来る、感動を覚える。
いつになったて、その光だけを探っている。
どんなに優れたプログラムでさえ、やがて陳腐化する。
だけど、デザインだけは価値が損なわれない。
そのデザインが古くなっても、さらに数年立てば再発掘される。
魅力的なデザインというものはいつでも人をとりこにする。
そして、それを欲しいと考える人のブランド力になる。
UNIQLOや無印が成功した理由はシンプルなデザインにあった。
だが、そこには低価格競争という波がある。
10年先にそれが通用するかはまだ誰も知らない。
人間は『珍しい事』が『当たり前の事』になるといとも簡単に捨ててしまう。
どんな物にも流行はある。
TOYOTAやグーグルでさえも、数年先にはその波に押される事となるだろう。
そういう背景は過去の流行の歴史を見ればわかるものだと思う。
永久的に流行は保たれない。
できれば、自社の流行などないほうが良いに等しい。
魅了されるデザインとは、どんな企業やグループであっても、
1人の有能な人材から発掘される事が多い。
デザインという個人的な価値観を沢山の人で共有して作るのは難しいからだ。
既に多くの企業の財産が、この無形財産の価値に気がつき始めているのに、この辺ではその存在さえ知らないことが多い。
都会の大手企業が、看板デザイナーを自社ブランドの一部とし、知的財産に加えている。
私が、デザインに魅了し続ける限り、マーケットはここにはないことをいつも再確認する。
いつも思う。いつでも願う。
ただ、自分のデザインがしていたいだけ。
誰かに喜んでもらいたいだけ。