いつもありがとう。
私はとても恵まれていると思う。
私にちゃんとした彼氏ができなかったのは、私が彼氏という存在に願っていたからだと思う。
金銭面や孤独への恐怖を打ち破ってくれる存在の人に出会いたかった。
そして、それを「愛」だろうと認識していた。
そのおかげで私は、恋愛にその裏返しの恐怖を持っていた。
愛されない恐怖、孤独担ってしまう恐怖。
だから私は、そんなものを断ち切って誰にも頼らず、一人で幸せになる決意を去年の2月におこなった。
10月に雄二郎くんにであって、私はあの日から、救われている。
最初は愛ではなく、寂しさをまぎわらせるためのハグだったと知っている。
だから、どんなにも恐怖が立ち込めた。
私の半年は、そんな恐怖から脱出するための勉強期間だったと今では感じる。
穏やかな時もあり、けれど些細なことで悩むこともあった。
自分を受け入れてもらいたいという願望、孤独への恐怖がまだ残っていたから、ちゃんとした本来の雄二郎くんを見ることができていなかった。
やがて私は集中力を失っていく。恋愛を考えすぎて。
けれど、あなたはちゃんと前を見て歩いていた。私の気持ちが完全に陳腐なものになっている時、それをちゃんと学ぶ機会に出会えたことは人生にとってとても大きいと感じている。
どんなことがあっても愛を勘違いしないようにと心に決めた。
私はちゃんとあなたを愛するべきだと決めた。
愛するということは、あなたが私をどう思ったとしても、全力であなたの成長を願うことであり、支えること。
もしもあなたが私を愛せなくなっても、孤独を恐れず受け入れるということ。
恋愛や愛への恐怖を捨てる。私が半年で学んだこと。知りえたこと。
あなたの愛を感じることができたから。
だから、ありがとう。雄二郎くん。
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