第3話

気になる第3話のタイトルをつけるなら
『笑い声』
かな・・・。
やっぱり、電話口の笑い声が印象深かった。
君に似た笑い声。
それは、2つ以上の顔を使い分ける時に使う、笑い方。
短く切った髪は、太陽に透けて茶色く、
思い描いた印象とだいぶ違って、
子供びた目の奥に、たくさんの理論を描く。
どうにか、元気をくれようと迷う言葉に
ロマンチストが宿る。
そういう前向きな意見を、恥ずかしがらずに私にくれる。
45分間のお土産会。
辛い話しも、幸せな話しも。
笑顔をくれる君の好きな歌を残すなら、
きっと、また明日から笑顔を心に刻めそうです。
「良い事があってこその笑顔じゃなくて、
笑顔でいりゃ良い事あると思えたら
それが良い事の序章です」
恋にはならないが、
この人なら友達になれそうな気がしてきた。
私はうまく壁を取り払えるのかな。